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昨年末頃から、それまであまり聞かなかった言葉がよくニュースに出初めました。
脱法ハーブ
大阪ミナミでは、以前から「合法ハーブ」なんて名前で売られていたものが、
ついに大きな事故につながってしまって、ニュース沙汰になり始めたわけです。
ちなみに、脱法ドラッグとは・・・
脱法ドラッグ(だっぽうドラッグ)とは、法律によって一部の薬物が規制されていることから、法律による規制がないであろう代替の薬物を表すために用いられている用語である。2000年半ばまで、合法ドラッグとだけ呼ばれた。行政側の用語が用意され脱法ドラッグが2000年半ばから、違法ドラッグが2005年から、危険ドラッグが2014年7月からである。英語では、一般にリーガル・ハイ(legal high)と呼ばれ、合法を意味するlegalを冠している。専門家の間では、新規向精神薬と呼ばれる。
以上、wikipediaより抜粋。
難しいことは抜きにして、基本的には
精神がハイになる薬。
けど、ハイになりすぎて、人生が灰になる薬。
ってことですよね。
失礼しましたm(_ _;)m
けど、実際問題、この危険ドラッグでの検挙数は前年比ですでに5倍とのこと。
年々検挙数が増えているということは、
それだけ多くの人が人生をダメにしてしまっており、
同じ比率で、巻き込まれてしまう人の数も増えてしまっているわけです。
そして、いつもニュースで報道されるのは、この脱法ドラッグを使った状態で車を運転し、事故を起こしてしまったケースばかり。
なぜ脱法ドラッグを使って運転しようと思うんでしょう?
おとなしく家の中で自己満足で済んでいれば、他人に迷惑をかけることもなく、
そして自分自身も逮捕されることもなかったでしょうに。
けど、そういった当然の判断力さえも失わせてしまう力があるんでしょうね。
そうじゃなければ、誰が好き好んで人を傷つけたり、自分が逮捕されたりしますか。
常に日本の法律は後手後手ですが、それでも一日も早い法整備と、規制を行い、
人生を棒に振る人と、それに巻き込まれてしまう人を一人でも減らしてほしいと思います。
また、もしアナタがどこかでこういったハーブを見かけることがあっても、
絶対に購入されませんように。
小さくても、大きな一歩になってしまいかねません。
特に個人的にですが、この手の脱法ドラッグの事故で使われる車って、
レンタカーが多い気がします。・゚・(ノД`)・゚・。
同じレンタカー屋さんとして、事件車両を貸してしまったレンタカー屋さんには
同情の念が尽きません。
大事に大事にしてきた車が、ある日いきなり事故を起こす・・・。
しかも、関係ない方まで巻き込んで、ひどい場合は亡くなられる方まで。
貸してしまった方の後悔も計り知れないと思います。
「自分が貸さなければこんなことには・・・」
そう思い、自分を責めてしまうと思います。
被害者になられた方、加害者になってしまった方、
それとは別の形で事故に関与する事になってしまった方、
だれも特をしません。
こんな思いをする人が、早くいなくなってくれることを願います。