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今回は少しまじめなお話。

 

・・・と書くと、「いつもは不真面目?」と思われるかもしれませんが(;´・ω・)

 

普段からも真面目ではありますが、

 

今回はいつもと違って、MIRAIを踏まえたお話です。

 

 

 

あえて「未来」を「MIRAI」と書いたのは、

 

多くの方がご存知でしょうが、

 

「MIRAI」は、実際に市販されている車の名前です。

 

一時期かなり話題にもなったので、車に興味のない方でもご存知の方は多いはず。

 

なんせ、世界初の量産型燃料電池車(FCV)です。

 

 

 

これまで、エコカーと言えばEV、もしくはハイブリッドのイメージでした。

 

EVは電気自動車で、代表車種は日産のリーフでしょう。

 

ハイブリッドと言えば、ジンオートでも貸し出しております、アクアやプリウスが代表でしょう。

 

 

 

エコカーとして、早速3種類も出てきたので、混乱している人もおられるでしょうから、

 

ここで軽くおさらいです。

 

 

 

〇エコカー代表3種類について〇

 

1)ハイブリッド

 特徴  :ガソリンエンジンと電気モーターを搭載。

 代表車種:アクア・プリウス

 

2)EV(電気自動車)

 特徴  :電気モーターのみを搭載。要充電。ガソリン不要。

 代表車種:リーフ

 

3)FCV(燃料電池車)

 特徴  :電気モーターのみで走るが、充電式ではなく、燃料を補給。

 代表車種:MIRAI

 

わかりやすくかき分けてみたつもりですが、いかがでしょうか?

 

改めて違いを分けて書きだすと、ハイブリッドはモーターも使いますが、ガソリンも使います。

 

基本的にはガソリンエンジンで走る際に、発電機で電気を作り、

 

その電気を使ってモーターを回すのがハイブリッド車の仕組み。

 

EVは燃料ではなく、充電ステーション等から直接充電を行います。

 

そして、その充電した電気エネルギーでモーターを回すので、ガソリンがいりません。

 

FCVは充電するのではなく、燃料を電気に変えて走ります。

 

FCVの燃料は、現状では水素一択です。

 

水素が原料であれば、排出される物も基本的に水のみになります。

 

・・・なぜかって?

 

 

 

はい! ここで中学・高校あたりでやった科学実験を思い出してみましょうか。

 

水の入ったビーカーに、電気の流れる電極版を入れると、

 

電極の間から泡(気体)が出てきます。

 

そして、出てきた気体をフラスコなどに集めて火をつけると・・・ボン!

 

・・・なんて実験をやったと思います。

 

水の電気分解の実験ですね。

 

H2O(水)を電気分解させ、O2(酸素)とH(水素)に分ける実験。

 

酸素も水素も可燃性なので、火を近づけると小さな爆発が起きます。

 

 

 

FCVはこの逆の原理を利用します。

 

つまり、燃料として水素を補充しておき、

 

空気中の酸素と化合させることで、電気を取り出す。

 

わかりやすいですねー(* ̄▽ ̄)

 

 

 

これらを踏まえ、それぞれのメリット、デメリットをまとめると、

 

1)ハイブリッド

 メリット :給油さえすれば発電は自分でするのでお手軽。

       航続距離も長い。

 デメリット:ガソリンを使うので、2030年以降は乗れなくなる??

 

2)EV(電気自動車)

 メリット :ガソリンを使わないのでクリーン。

       電池が(FCVに比べ)割安で済む。

 デメリット:航続距離がかなり短い。日帰り旅行もきびしい。

       充電ステーションが少ない。

       充電時間が載っている時間よりもかなり長い。

 

3)FCV(燃料電池車)

 メリット :ガソリンを使わないのでクリーン。

       航続距離は長い。

       水素の補充はガソリンの給油より早い。

 デメリット:電池がかなり割高。補助金を受けてもかなりの高級車。

       水素ステーションが絶望的なほど少ない。

        ※移動式ステーションで対応しているところもあり。

 

とまあ、違いははっきりとしています。

 

FCVが量産されるようになり単価が下がり、ステーションさえ増えればFCVのデメリットはなくなるかもしれません。

 

個人的には、将来性はFCV一択だと思っています。

 

EVは充電効率を上げるとバッテリーの劣化が激しくなり、

 

充電容量を増やすと充電にかかる時間が長くなるため、チョイノリには適していますが、

 

遠乗りや充電忘れが怖いです(;´・ω・)

 

また、電池自体も開発が進んでおり、すでに成熟期に入ってしまっているので、

 

ここから数年で大きく飛躍する可能性も低いでしょう。

 

スマホと違って、モバイルバッテリーなんてものもありませんしね('A`) 

 

 

 

現状ではFCVはEVと比べてもかなり割高です。

 

将来的には、

 

ご高齢や日常車両:EV

 

たまの旅行や営業用車両:FCV

 

なんて住みわけがされるかもしれませんね。

 

レンタカーで言うところの、今の軽クラスやコンパクトクラスがEV枠、

 

商用車やミニバン、エコクラスがFCV枠

 

そんな車両展開になってくるのではないでしょうか。

 


 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
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